サクラソウ大作戦!(4年生)
皆さんはサクラソウを知っていますか?
1、サクラソウとは?
サクラソウ(桜草、学名:Primula sieboldii)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草。日本のサクラソウ類の代表で、日本では北海道南部、本州、九州の高原や原野に分布し、朝鮮半島から中国東北部へかけても分布するが、野生の群落をみることはまれになっている。また埼玉県と大阪府の県(府)花に指定されている。
サクラソウ - Wikipedia
2、サクラソウの歴史
江戸時代の中ごろから、荒川の原野に野生するサクラソウから本格的な栽培が始まって、種子まきを繰り返すうちに、白、桃、紅、紫、絞りなどの色変わりや、大小さまざまな花形の変わり品が生まれ、名称が付けられました。やがて江戸時代後半になると品種数も非常に増え、文化元年(1804年)から新花を持ち寄り品評することが始まりました。サクラソウ - Wikipedia
3、ボランティアさんの存在
団体名:田島ケ原サクラソウ自生地を守る会
・どんな人が行っている?:地域の方々(18歳以上の方)
(出典:荒川上流河川事務所HP)
ボランティアさんが着ている服です。
・活動内容:自生地来場者への案内
田島ケ原サクラソウ自生地保護活動等への協力
気になる方はこちらのURLから↓
https://www.city.saitama.lg.jp/001/013/009/p021417.html
マスコットキャラクターもいます!
名前:サクラソウサギ(さいたま市の文化財キャラクター)
・さいたま市のサクラソウを自主的に守っているウサギで、サクラソウの化身。
・自分に自信がないところもあるけど、優しくて人なつっこく、サクラソウが大好きです。
・耳とほっぺのギザギザは、サクラソウの花びらをイメージ、葉っぱのマントをつけています。
さいたま市/さいたま市の文化財キャラクターが誕生しました! (saitama.lg.jp)
田島ケ原自生地の場所はこちらです↓
4、田島ケ原サクラソウ自生地の大切さ
田島ケ原サクラソウ自生地にはたくさんの絶滅危惧種の植物があります。そして、その貴重な田島ケ原サクラソウ自生地を守るボランティアの方々がいます。
5、田島ケ原サクラソウ自生地の主な1年間の流れ
4月:開花
1月:草焼き
草焼きとは?
サクラソウ自生地の草を焼く行事です。サクラソウや他の絶滅危惧種の花は根っこの状態なので焼けません。サクラソウの光を遮らないように焼きます。燃えた草の灰は肥料になります。実際に行ってみたとき火事のように熱かったです。
2月:芽分け
6、サクラソウ自生地にいるほかの花
ノウルシ(トウダイグサ科)
アマナ(ユリ科)
ツボスミレ(スミレ科)
7、私たち4年生がやったこと
・田島ケ原サクラソウ自生地に行って満開のサクラソウを見ました。
・草焼き見学に行きました。
・校内で4年生は、一人一鉢のサクラソウを育てています。
・文化財保護課学芸員の方の講演を聞きました。
・ポスター、3つ折りパンフレットなどを作って地域の人にサクラソウを守ることを広めています。
8、4年生からメッセージ
サクラソウは今、準絶滅危惧種に指定されています。そんな中、サクラソウを守っているボランティアさんがいます。ボランティアの人たちは、サクラソウを一生懸命守っています。皆さんもサクラソウを絶滅させないために、サクラソウを守る活動を知ってください。
授業の中で私たちが作ったポスターやパンフレットは、現在桜区役所1階展示コーナー・桜図書館・プラザウエスト・土合公民館・田島公民館に展示されています。パンフレットは持ち帰れるので、ぜひ読んでみてください。
出典:荒川上流河川事務所HP/さいたま市HPボランティア募集(田島ケ原サクラソウ自生地を守る会)/Wikipedia
作成:さいたま市立新開小学校4年生HP班
発行日:令和6年2月