ユネスコスクール登録までの経緯と現在の取り組み
本校は学区の近くに国の特別天然記念物「田島ケ原サクラソウ自生地」があり、また、さいたま市指定無形民俗文化財「田島の獅子舞」が受け継がれている田島氷川社も学区の近くにあり、地域環境に恵まれた学校です。地域に昔からある樹木を植えて自然豊かな校庭を作り、環境教育に熱心に取り組んできました。
平成9年度には、田島ケ原サクラソウ自生地に由来のあるサクラソウを守り育てている方から株を分けていただき、サクラソウ栽培を開始しました。平成17年度には「全国野生生物保護実績発表大会『文部科学大臣奨励賞』」受賞。平成24年には、長年の教育実践が評価され、ユネスコスクールに承認されました。
現在は、ユネスコ憲章の理念に基づき、人権・福祉、環境保全などの教育をバランスよく取り入れ、地域とのつながりを大切にした教育活動を実践しています。コミュニティ・スクールとして、地域を生かした教育、「小さな親切」運動などに取り組んでいます。人権教育、福祉教育、環境教育などを通して、人や自然を大切にしようとする心を育み、よい行いに進んで取り組める児童の育成を目指しています。